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[2018年5月28日]

認知症徘徊声掛け訓練への参加 ~入間市上藤沢地区~

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5月26日に入間市の上藤沢地区で行われました「認知症徘徊声かけ訓練」に参加してまいりました。入間市では平成26年度より実施されており、上藤沢では今回2回目の実施となります。そもそもこの声かけ訓練というのは近年増加の一途をたどっている認知症患者が、自宅から出た後行方不明になるという所謂「迷い人」となるケースが非常に深刻な問題となっており、地域ぐるみでこうした方々をサポートする為に行われています。

具体的な訓練内容ですが、最初にどのように声かけをしていくのか簡単なデモンストレーションがあり、その後グループごとに分かれ巡回エリア内の3箇所に配置された「徘徊役」の人に順番に声かけをしていくといったものでした。

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話が変わりますが皆さんは「爪Qシール」をご存知でしょうか?入間市のオレンジリンクスという会社が考案した徘徊をする認知症患者の為の製品で、簡単にご説明しますと指の爪に貼ることのできるQRコードシールです。このQRコードを読み取ると登録者番号と市役所の電話番号が表示されるという仕組みになっており、徘徊をする方の爪や靴の踵、キーホルダー等にあらかじめ貼っておき、保護された時に市役所、または警察に登録者番号を照会することでスムーズな身元確認に繋がります。

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当日は地元の中学生も声掛け訓練に参加していました

今回の声かけ訓練の徘徊役の方々の爪や踵にはこの爪Qシールが貼られており、実際にQRコードを読み取る様子などを見せていただきました。爪Qシールが交付されるまでの流れとしては、入間市の場合認知症患者のご家族が地域包括支援センターなどに申込み、市役所の高齢者支援課から交付といった形になっています。現在市内で80人分配布されており、発見後15分で身元の特定ができた方もいらっしゃるようです。今後導入される市町村も増えていく事が予想されますので、この人大丈夫かな・・・と思った方がいらっしゃいましたら爪や踵にも是非注目してみてください。

今後は薬局としても地域の健康の輪を広げる為の一端を担う存在として、今回身につけた経験などを活かし活躍の場を広げていければと思いました。その為にも地域の方々と繋がれるこのような機会を大切にし、薬局主体の活動にも繋げていかなければならないと感じました。

エース薬局上藤沢店
神田 祐介