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[2014年4月4日]

栄養情報コーナー「コレステロールと脂質異常症」

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寒さと雪に震える季節も終わりを迎え、ヒートテックも必要のない快適な春が来ましたね!
さて、しばらく前に健康診断を受けた方、結果はいかがでしたか?
・・・ということで今回はコレステロールと脂質異常症についてお話しします。

1.コレステロールとは
コレステロールとは、脂肪の一種で、おもに肝臓でつくられています。細胞膜成分となり、細胞の働きを保ったり、性ホルモンや副腎脂質ホルモンの材料になったりしていますが、胆汁、皮膚、脳の中にもかなり含まれています。コレステロールは悪い物、というイメージが強いですが、人間が生きていくためには必要不可欠なものなです。しかし、数値が高すぎると脂質異常症などの生活習慣病となり、動脈硬化などになってしまうリスクが高くなってしまいます。

2.コレステロールの種類と特徴
 (1)TG(トリグリセリド、中性脂肪)
体脂肪を構成している脂質の大部分はトリグリセリドであり、貯蔵エネルギー源としての働きを持ちます。中性脂肪の過剰摂取は肥満を招来し、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を進展させます。

(2)HDLコレステロール

肝臓と小腸で合成され、末梢組織からコレステロールを肝臓へ輸送する役目を持ちます。動脈硬化の予防因子として働き、善玉コレステロールと呼ばれています。

 (3)LDLコレステロール
末梢組織へコレステロールを輸送する役目を持ちます。血清LDLの上昇は、動脈硬化を進展させ、虚血性心疾患等の危険因子として働きます。悪玉コレステロールと呼ばれるものです。

3.脂質異常症とは
血液中のLDLコレステロール、トリグリセリドのいずれか一方あるいは両方の濃度が高い、またはHDLコレステロールの濃度が低い状態をいいます。血中濃度は動脈硬化のリスクファクターとして重要なものであります。

4.食事療法
 (1)摂取エネルギーの適正化
●適正エネルギー摂取量=標準体重×25~30(kcal)
(2)栄養素成分の適正化
●炭水化物:60% ●タンパク質:15~20%(獣鳥肉より魚肉、大豆タンパクを多くする)
●脂質:20~25%(獣鳥性脂質を少なくし、植物性・魚肉性脂質を多くする)
●コレステロール:300mg以下  ●食物繊維:25g以上  ●アルコール:25g以下
●その他:ビタミン(C,E,B6,B12,葉酸など)やポロフェノールの含量が多い野菜、果物などの食品を多く摂る。

 

☆とある日、担当者のお弁当
上武弁当◇メニュー:そぼろご飯と高野豆腐の南蛮漬け
「作るときには彩りに気をつけてなるべく野菜を使うように心がけています。」

HP管理者注:ウエタケは、まだ脂質異常症ではないそうです。