情報コーナー

[2017年11月7日]

看護情報「事例紹介」

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こんにちは。訪問看護ステーションで行う在宅サービスの一部を、紹介してみたいと思います。
たとえば、こんな方がいらっしゃいました。

80代の男性。

膵臓に癌が見つかり、末期と判断されました。今後どうしようという迷いはやはりあります。
最期のときを考えると病院のベッドが浮かんでいたようでした。とはいえ、今入院ということではなく、在宅で往診と訪問看護のサービスを導入することを選ばれました。ベッドから立ち上がったり、入浴をしたりということの生活を見ながら、在宅の診療経過がいいときは、少しリハビリをしてみたりと、6週間ぐらいの時間が過ぎました。

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夜中ずっと気をつけて傍にいなきゃいけないの?
買い物はいつ行けばいいかしら?
もしものときはどうすればいいの?

様子の変化とともに、いろいろな疑問にお答えしたり、ご一緒に考えたりも訪問看護の寄り添い方です。
ご本人様も、今のまま自宅で過ごしていけるんではないか、ここに居たいとお思いになってこられたのかもしれません。
ここから先は、ご自身やご家族の気持ちに沿って進んでいきます。お電話でいつでも看護師が訪問いたします。

[2017年11月7日]

リハビリ情報「リハビリテーションで考える」

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こんにちは。リハビリテーションからのコメントは初めてですが、リハビリテーションで大切にしている項目は皆様ご存じかもしれませんが、お伝えさせていただきます。

1.毎日の活動をやり遂げる能力

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2.毎日の生活のなかの治療(医療)必要度

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3.毎日の生活を送るための活力

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4.家の周囲を出回る頻度

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5.身体の痛みや不快のせいでしなければならないことの制限

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6.睡眠の満足度

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7.自分の仕事をする能力

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この7項目は大切です。世界保健機関が定める「生活の質」における身体の領域です。
この身体の領域について、リハビリテーションを行うことが多くあります。生活を思い浮かべてもう少しいいようにしたいなといった気持ちからリハビリが始まったりもします。自宅で行うリハビリはとても幅広いものです。

どこを改善したいですか、どのように改善しますか、いつまでにしたいですか、といった人生のなかのバランスも必要です。ご自身がどこに重きを置いているか、そこは大切です。

リハビリテーションでは、このなかの一部分を切り取ってアプローチするときや、全体的にアプローチするときがあります。生活の流れを見て、1週間のリズムも大切にします。

[2017年11月7日]

リハビリ情報「事例紹介」

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こんにちは。リハビリテーションの事例をご報告いたします。いろいろなご希望がありますが、ご家族と一緒にどこかに行きたいなどのご要望もあります。

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転んで怪我してしまった方が、安静期間に関節が固くならないようにすること、筋肉の柔軟性を保つこと、痛みでなんだかバランスがとり辛くなってしまった姿勢調整、骨の治癒に合わせた強さの練習(体重をかけてみたり、強く動かしてみたり)ということを概ね3か月から半年で行います。

怪我した最初はベッドで安静も大切なこと。これが1週間から2週間でしょうか?そのあと、ベッドから少しずつ生活範囲を大きくしていきます。安静後は手すりや杖など、使います。トイレに行くこと、お風呂に入ることがなんとか可能になってきたら、元の生活に戻るように、気持ちも身体も練習していきます。

身体には、元に戻るものと、変化に慣れていくものと、二つあります。

人工関節など科学が進化していますが、それとともに、保存療法といって手術は行わず、身体全体でリカバリーする方法も選ばれるようになっています。機能回復と身体全体のリカバリー、その割合を専門的に判断しながらできるだけ、ご本人のイメージに近づけていきます。

結果、また怪我する前のように、お孫さんと手をつないで神社まで行けるようになります。

歩くことが目標になる場合も多いですが、歩きのメカニズムはすべて解明された訳ではありません。この分野の研究もまだまだ必要です。

[2017年11月7日]

在宅医療情報「オンラインでの情報交換-絆ネットところ-」

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こんにちは。今年なって、在宅医療で各部門の連携がとれるよう、医療専用のソフトを使った情報共有システムが構築されようとしています。

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これは全国的な取り組みにおいて、医師会や地域が協力して進めるものです。
在宅での医療では、伺うスタッフの動きが個別になってしまいます。一緒にご自宅に伺うときもありますが・・・
ただ、チーム医療としてより良いものを行うため、医師と看護師、看護師と薬剤師、医師とリハビリ、医師とケアマネージャー等様々な形で、多方向の情報を得られるように開発されています。基本は、在宅医療チームみんなが顔の見える関係になることからスタートです。
在宅医療のチームが集まって、勉強会を行ったり、懇親会を行ったり、コミュニケーションを取りやすくする機会も、非常に増えて参りました。
FAXや電話が主流でしたが、オンラインでのコミュニケ―ションが加わり、伝え方も増えました。ときに、写真や書面も整理されながら伝わります。

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[2017年10月31日]

自立支援型地域ケア会議 薬剤師研修への参加

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先日、埼玉県の地域包括ケアシステムモデル事業の一環として、薬剤師の為の自立支援型地域ケア会議研修に参加して来ました。  

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この研修への参加目的は、薬剤師が地域ケア会議に参加するにあたり、自立に向けたケアマネジメントの支援を行うために必要な知識や、薬剤師に求められる役割を学ぶためです。

今後、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには地域包括システムを構築し、多様な専門職が連携して高齢者の自立した生活を支えることが重要になってきます。

今回の研修では、薬剤師が地域ケア会議において果たすべき役割や、会議において専門性を発揮するための話し方講座、また実際に地域ケア会議に参加している薬剤師の方々がシンポジウムにて、会議で薬剤師がどのような事をしているか、実際の声を聴かせて頂きました。
現在、埼玉県は全国でも高齢化率が高い地域で、今後75歳以上の高齢者が急激に増える見込みとなっています。75歳を過ぎると要介護認定率が急速に上昇していく為、今後、自立支援型地域ケア会議の重要性が増していくと思われます。

この地域ケア会議では、対象となる患者様に対し、他職種の専門家がそれぞれの視点の立場から、現在、組まれているケアプランは適切がどうかを話し合い、より良いケアプランにしていく為の話し合いをしていきます。この時に薬剤師は、主に薬学的な観点からの意見を述べる事になりますが、その際、単に薬学的な視点のみならず、患者様の背景である、個人因子や環境因子および介護の視点から患者様の全体像を把握しておくと、会議において、より良いアドバイスが出来るのではないかと、実際に地域ケア会議に参加している薬剤師の方々からも意見が挙がりました。また、この介護的な視点を得るためには普段から他職種との連携を行い、それぞれがどのような事を行っている事を把握する事や、また薬局がどのような事を行っているかを自分たちから各介護事業所などに勉強会等を積極的に行っている薬局もあるということでした。

 今回の研修を通して感じた事は、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活をする為に行われる地域ケア会議において、今後薬剤師に求められるのは、薬学的な視点だけなく、介護的な視点も勘案して患者の全体像を把握していくことや、その為に他職種との連携を速やかに行えるような環境作りが今後重要になってくるのではないかと思いました。

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エース薬局上藤沢店
吉川 保雄