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よい眠りとひらめきの朝

今回は、「眠りと発想の関係」についてお話しましょう。

眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

一般に2割を占めるレム睡眠は、身体を休ませるための浅い眠りで、脳は起きているので夢を見ます。眼球がキョロキョロ動くのが特徴です。レム睡眠の終わり近くに目覚めると、気分良くすっきりします。

 一方のノンレム睡眠は、大脳を休ませるための深い眠りで、ほとんど夢を見ません。身体も呼吸など最低限の機能以外休んでいるように見えます。実際はどうでしょう。ノンレム睡眠の間は、大脳を含めた中枢神経系ではまるで夜中に行われている新幹線の点検作業のように、日常の運行に支障を来さないための定期点検や補修が行われています。昼間のうちに脳・神経系に溜まった老廃物を分解したり・除去したり、そのほかにも傷ついた神経の修復作業、遠隔配線された神経間ネットワークの最適化、古(いにしえ)の神経群に仕舞いこんだ‘記憶’という多くの断片を再抽出して修復したり、再構築などを繰り返しています。

 とはいっても、‘適切な’睡眠時間は一定ではなく一人ひとり違います。成人の場合、最適な睡眠時間は7~8時間ですが、3~4時間でも普通に活動できる‘ショート・スリーパー’もいます。 ‘眠りの質’は、「朝すっきり起きられるか」「昼間眠気がないか」などで評価されることがあります。 また目覚めたときに、仕事にかかわることでも、勉強のことでも、恋愛のことでも、日常を大きく変えることのないような生活上ことでも、煌(きらめ)くような‘斬新な発想’が頭の中に浮かんだときが、最高の眠りを過ごしたと評価できるでしょう。

最高の眠りは、残念ながら滅多にやってきません。機を逃さずその発想をとどめるために、枕元にメモ用紙を用意して置くとよいですよ。ジュリアス・シーザーも、ナポレオンも、湯川秀樹もそうしていたとか…!?

では、蒸し暑い熱帯夜をお過ごしのあなたに、閃きの朝が訪れることを祈って...

夜中にエアコンで身体を冷やさないでね、悪い夢を見ますよ!!

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