真夏の暑い日差しの中でも食べるカレーライス。食欲の落ちた夏にはミスマッチのように思えますが、意外と合うんですよね。
真夏の暑い日差しの中でも食べるカレーライス。食欲の落ちた夏にはミスマッチのように思えますが、意外と合うんですよね。カレーを食べると汗をかきますが、発汗によって体温がさがるので、好んで食べてしまうのでしょう。確かに、カレーの本場は熱帯のインドでしたね。カレーライスといえば、子供からお年寄りまで日本人の多くが一週間に一回は必ず食べている大好物の食事ですね。カレーライスに使われるカレー粉はナツメグやクローブ、コリアンダー、ターメリック、ローレルなど10種類ほどの原料が使われていて、それぞれの配合の仕方によって異なる辛さや香り、コク、味わいを作り出します。しかしながら、カレーを作るうえで欠かすことのできないのがターメリックです。ターメリックは黄色~山吹色をしたショウガ科の根茎で、和名はウコン(鬱金)と呼ばれています。ウコンは、カレーの辛さと苦味を作るのになくてはならない材料ですが、ほかにも黄色色素として沢庵の色付けなどに使われています。ウコンに含まれる黄色色素には、クルクミン、クルクメン、ターメロンなどがあって、高めのコレステロールや中性脂肪を下げるほか、肝機能を保護する効用もあるそうです。肝臓を保護するといえば、毎日お酒を飲んでいる方にとっては耳寄りなお話があります。インドのアンナマライ大学とケララ大学の研究チームが、アルコール肝毒性に対するクルクミンの働きについて、英国の医学誌『メディカル・サイエンス・リサーチ』(26巻10号、‘98)に報告しています。それによれば、2ヶ月間アルコールを飲み続けたラットの血清GOTとALP(肝臓組織中の酵素)が非常に高い数値だったのに対し、2ヶ月間のアルコールを飲んだラットに、1ヶ月だけアルコールと一緒にウコンに含まれるクルクミンを飲ませたところ、GOT、ALPはそれぞれ顕著に低下したことがわかったのです。仕事疲れの後の、そして夏の暑い日の生ビールは、おいしいですよね。そんな時は、一日の疲れをとろうと頑張っている肝臓のために、ウコンの入った食事を一品加えてみてください。


