睡眠時呼吸症候群は中年の男性、特に肥満のある人に多く、肥満がなくてもアゴが小さい人にもよくみられます。
睡眠時無呼吸症候群は、夜、寝ているときに「ガーガーと大きないびきをかく」「一時的に呼吸が止まる」ことを繰り返します。眠りに入ると、身体がリラックスして筋肉が緩みますが、それに伴って舌の奥にある「舌根(ぜっこん)」も緩んできます。健康な人やアゴが広い人では空気の通り道(気道)を塞ぐことはありません。しかしながら、頸の太い肥満の人やアゴの幅の狭い人の場合、緩んだ「舌根」はのどの奥に落ち込んで、気道を塞いでしまい、その結果、大きないびきや一時的な呼吸停止を惹き起こすことになります。
睡眠時に呼吸が止まっても本人は気づきませんが、止まるたびに脳が目覚め、睡眠が浅くなります。充分に寝ているつもりでも睡眠の質が悪いため、昼間に眠気が起こります。昼間の眠気は、重大な事故を引き起こす原因になります。
日本人は、南方系の民族(毛深くて浅黒く、アゴが張った、二重マブタが特徴→縄文人系)と、北方系民族(色白で、アゴが小さく、一重マブタが特徴→弥生人系)に分類されます。骨格といびきの発生に関する研究から、アゴの小さな北方系の人はいびきをかきやすいことがわかっています。
現代人は、子供のころから硬いものを食べなくなっているので、アゴの発達が悪くなって狭くなっています(弥生人化現象)。また、栄養過剰と運動不足が重なって肥満者が増え、頸が太くなってきています。
アゴが小さい方、肥満ぎみの方は、簡単な検査キット(SleeP Strip)が発売されていますので、睡眠時無呼吸症候群になっていないか、確認してみてください!


